「焼き芋屋さん(1)」
福岡市博多区;石城町
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偶然、焼き芋屋さんに遭った。小さな屋台をおじいさんがゆっくりと手押しで歩を進めて行く。「ピー」という笛を聞きつけて、地元の人たちが自転車や早足で追いかけて来た。「どの芋がいい?」「これが甘い」「5つ頂戴」「じゃあひとつおまけ」。昔ながらのやり取りが嬉しい。私もひとつ買って、新聞紙に包んだ焼き芋を皮ごとかじりながら、片手でシャッターを切った。あとから千円札を握って駆けてきた小学生の女の子達が私の姿を見て大笑いしていた。なかなか愉快。なによりも風情がウマい。